高野山と野菜ジェラート
連休最終日の7月16日(月・祝)は、ふたりで「世界遺産 高野山」へ行きました。
tomは大好きな和歌山に行けるとあって、前日なかなか眠れなかったみたいです。
天気よし!バイクよし!行ってきまーす。
夏バテは人間だけじゃない?
橋本を抜けると、日差しが届かない暗く寂しい道に。371号線は途中までは道幅の広い快走路なのですが、橋本以南はちらほら落石もあり、路面が悪くなります。インカムで前方の情報を交換しながら、対向車に気をつけて進みます。
さらにいくと、道端でヘビがぐったりしていました。轢かれないように草むらへ避難させてあげました。暑さでバテていたのかな?水分あげたらよかったと後悔。
世界遺産 高野山
いきなり目的地に到着。高野山まで実家から1時間半と近いのです。標高1,000m級の山々に囲まれているためか、年平均気温は大阪管区気象台よりも6℃低いそうです。先ほどまでと違って涼しく感じました。
高野龍神スカイラインはすぐそこですが今回は行きません。去年まで690smcRに乗っていた頃はよく走りに行ってたけど、毎回といっていいほどバイク事故を見かけるので最近はめっきり行かなくなりました。楽しい道ですけどね。
あとでバイクが熱くならないよう、日かげに駐車します。ライダースジャケットを脱いで、帽子をかぶって暑さ対策は万全。カメラ片手に高野山を散策スタート。
奥の院へ向かう道
約2㎞にわたる参道は、立派な杉の木々が立ち並び、有名企業の慰霊碑や供養塔が建てられています。シロアリの供養塔もありましたよ!
ニホントカゲを見かけました。どうにか写真におさめようとしますがスルスルっと動き回ります。今朝のヘビといい、今日は爬虫類に縁があるのかな?
有名な弥勒石に挑戦。「善人には軽く、悪人には重い」そうですが・・・ふたりとも持ち上げることができませんでした(笑)無理しないのが一番です。
奥の院に到着
奥の院は撮影禁止なので写真はありませんが、厳かな雰囲気の場所でした。
1束50円のお線香をあげたあと、お守りを買って、しっかりとお参りしました。昨日の伊勢神宮とあわせていいことがあるといいなぁ。
帰り道に見つけたこの仏像。
にっこり笑ってますね。つられて笑いそうになる不思議な表情をしていました。この仏像を造った人はどんな人だったのかな?
紅葉の季節ではないのに赤く色づいた樹がありました。きれいだったので、すかさずシャッターを切りました。空色が透ける葉っぱの写真がすごく好きだったりします。
金剛峯寺に寄り道しました
奥の院から移動します。金剛峯寺の前にある駐車場はバイクも満車でしたが、隣にいた親子ライダーさんが寄せてくれて、私たちの分スペースを確保してくれました。人のぬくもりっていいですよね。ありがとうございます。
つい長居してしまいましたが、高野山を満喫できました。今回見逃してしまった奥の院にある明智光秀のお墓。壇上伽藍や根元大塔、刈萱堂、高野山霊訪館、徳川家霊台、高野山大師協会などは次の機会にまわしたいと思います。
お昼ごはんは前途多難
おなかを空かせ、楽しみにしていたピザ屋さんに到着。入口の坂が急勾配で注意が必要です。
しかし、なんと!月曜日が定休日という悲しい結末。人気店なのに車1台もなくておかしいと思ったんです。調べもせず行き当たりばったりはダメですね。反省・・。
次は月曜日以外に来ようと思います。
キミノーカの野菜ジェラート
遠回りになるので先にジェラート屋さんに行くことにしました。
以前にも来たことがあるので二度目の来店です。ここの野菜ジェラートが美味しいんです。彩りもよくて今どきでいえばインスタ映えすること間違いなし。
本業は農家をされているそうで、季節ごとの美味しい野菜をチョイスしてジェラートにして提供されています。もしも野菜が苦手な方でも、あれ?野菜なのに甘い・・・美味しい!となるはず。おすすめです。
私たちが注文したジェラートはこちらです。
(左)なすソルベ&レタス&ミルクジェラート
なすソルベは葡萄みたいな味で、ほのかになすの味もしてやみつきになりそうです。レタスもいい味してました。ミルクジェラートとまぜて食べると絶妙でした。
(右)桃ソルベ&はっさくソルベ&ミルクジェラート
どれも白色でほとんど見分けがつきません・・はっさくソルベはほろ苦くて大人の味。桃ソルベは甘すぎずあっさりと食べられます。
ランチより先にデザートを食べてしまいましたが、おかげで少し空腹が満たされました。ごちそうさまでした♪また来たいと思います。
自然薯茶屋 からびな(ランチ)
ここから30分ほどのところに「自然薯茶屋 からびな」はあります。
あっという間に着きましたが、駐車場に入りきれない車が並びます。13時を過ぎていたのですぐ入れるかな~と思ったら大間違いでした。でもせっかく来たし名前を書いて順番を待つことにしました。
待つこと1時間以上・・ようやく私たちの名前が呼ばれました。ランチはAセット(自然薯ご飯)とおろしぶっかけそばを注文。ほかにも夏季限定のBセット(そば)もありましたが、すでに完売。いただきまーす!
自然薯を練りこまれた蕎麦はのどごしもよく、暑い時期にぴったり。地元で捕れた川魚の天ぷらもサクサクのホクホクでした。まさに自然薯づくしのランチです。
ごちそうさまでした。
あら川といえば「桃」
紀泉高原スカイラインから見える景色を楽しみに、ハイランドパーク粉河を目指していたのですが落石があるのか通行止めになっています。ショック。今度またリベンジすることにして、お土産を買うべく次の目的地へ。
そうです。あら川の桃です。時間も遅かったせいか直営店でも売り切れていて二軒目で購入できました。清水白桃となつっこの詰め合わせ3個入りで2000円。決して安くはないですが、帰りに祖母の家に寄って一緒に美味しくいただきました。
走行距離は200㎞にも満たないですが、前日の疲れがあることも考えるとちょうどいいツーリングでした。ひさしぶりの高野山でゆっくり観光でき、美味しいジェラートも堪能し、お土産のあら川の桃もばっちりでした。定番コースではあるものの、毎回違って見える景色や美味しい食事は私たちをいつも楽しませてくれます。
次、和歌山に行くときは、秋。すすき&秋桜のツーリングで訪れたいと思います。